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デジタル化による建設現場の生産性向上

Aug 17, 2018 11:28:00 AM

[建物, 建設]

FINALCADは、創業以来、建設現場プロジェクト向けに専用アプリを開発・提供し、何千人もの現場のプロたちが、それぞれの建設現場において効率よく作業・管理を行っていくためのサポートを全力で行ってまいりました。当社の技術を採用いただき、現在までに2万件を越えるプロジェクトにおいて現場作業のデジタル化が達成されたことを喜ばしく思います。

2010年、Apple社が初のiPadを発売した直後に、当社の開発チームは建設現場で働く人々の作業軽減に役立つアプリ作成に取り組みました。専用アプリが2011年に発売されてからは、まずは主に建設工事終了段階で利用されるようになりました。最終検査前に効率的に適切な事前検査と品質管理ができ、合わせて報告書も作成できる機能が実際の現場のニーズにあっていたことがアプリの採用が広がった大きな理由だと考えます。このようなアプリを使用する前は、この最終工程はマニュアル作業が多く非常に時間がかかるためとても生産性が低かったのですが、当社のアプリを使用することによりその作業を大きく軽減することに繋がりました。そしてその実績は、建築現場でのデジタル化をその次の段階へと進めるための非常に重要なステップとなりました。

当社は次の目標として、最終工程に使用されるだけではなく、建設工程のあらゆる段階を改善したいと考えました。そのためここ数年は新しい機能を開発し、最適な製品の提供を確実にするために常に進化し続けています。新しい建設現場あるいは改修工事において、現場にかかわる業務プロセスを徐々にデジタル化し、プロジェクト全体の各工程に貢献したいと考えています。一般的に作業の大部分は、今まではエクセルファイルなどで処理されてきましたが、近年、専用ソフトやアプリケーションを使用している企業では、すでに仕事の簡素化が進んでいます。いわゆる、「デジタル化」という進化です。しかしながら建設業界では、特に現場において「デジタル化」というものからは程遠い状況にあると言えるのではないでしょうか?大量の紙を使用したマニュアル作業は、広く根付いており固持される傾向にあります。

多様な建設プロセス

建設・公共事業部門の各プロジェクトは、そのプロジェクトによってそれぞれ違う工法や工程があり、異なる特徴を持っています。たとえば、モントリオールの中心にある新しい10階建ての建物の建築を担当している一般的な請負業者のプロジェクトの進め方と、クアラルンプールの超高層ビルのHVACシステムの維持に取り組んでいる業者の進め方とでは大きくやり方が異なるでしょう。建設される国によっても規制が違うのはもちろんのこと、文化要素や、資材の違い、様々な段階で参画する複数の関係者、規模や予算の変動、異なる建築方法など、相違は多々みられることが推測できます。FINALCAD では、様々なケースに対応するべく、できる限り多くの現場の必要性に応えられる柔軟な製品を開発することが重要と考えました。

その様な現場の工程を考慮し、各建設現場をより細かい段階に分割できるアプリケーションを開発しました。建築プロジェクトの各段階を個別に深く掘り下げて処理することで、更なる効果を期待できると考えたからです。たとえば、前述のモントリオールでの10階建てビル建築をFINALCADのアプリでサポートを実現させるのであれば、躯体工事、仕上げ工事、最終検査などを含む工程で構成されるのが望ましいと言えるでしょう。どういった工程を含めるかについては、それぞれの現場や企業のやり方などで変わってきますが、この様に工程を段階的に分けることでより確実に細かく情報を処理することができ、その現場の各工程に関与する様々な人々に適切な情報を提供し尚且つ同時に共有することもできます。


プロジェクト全体を通して、現場作業のどの工程においても、重要な要素が一つあります。それは「データ」です。各現場から得られたデータは今後のプロジェクトを行うにあたり重要なガイドラインとなります。例えば、躯体工事進捗に関する最近の記事で、私たちは工事の後工程において発見されるトラブルの約3分の1が躯体工事工程など、前工程での問題に直結していると記述しました。過去に行ったプロジェクトのデータを適切に分析し活用することで、それまでの無駄や起こりうる課題を予測し、問題の回避・改善へとつなげることができ、結果として作業負担の軽減やコスト削減につなげる事が可能です。

 

建設プロジェクトの工程管理

 

準備工程

建設プロジェクトの準備工程は非常に重要です。準備工程の良し悪しで最終的なプロジェクトの成功を左右すると言っても過言ではありません。この準備段階において、FINALCADを使用することにより、作業を開始するまでの工事現場の管理を確認することができます。このアプリケーションは、実施する必要がある作業のリストを作成し管理するため、進捗を確認するのにも役立ちます。FINALCADをプロジェクトの準備段階から使用することで、プロジェクト全体のガイドラインとなる重要な情報を最初から関係者全員と共有することができます。 

例えば、品質管理の基準などは、最初からソフトウェアに含めて情報を標準化し、すべての関係機関が同じ情報を認識するようにする必要があります。そのような情報共有を明確かつシンプルな方法で行うことができます。他にも、その現場特有の特記事項などをまとめるのにも役に立ちます。プロジェクトをスタートする際の効果的な方法の一つと言えるでしょう。FINALCADはプロジェクトのフレームワークをサポートし、工程全体において関係者のスムーズなコミュニケーションを促すのに役に立ちます。

 

デジタル化された工程管理事例

準備工程

 

進捗管理

進捗管理はプロジェクトを進める上でとても重要なプロセスの一つですが、FINALCADでは納期短縮のためにプログラムを最適化し、関係各所のコミュニケーションを円滑にすることで最終的にコスト削減につなげます。当社アプリケーションは、計画されていた作業と実際の現場の作業の間のあらゆる不一致をリアルタイムで確認することができるツールです。iPhoneやiPad などのデバイスから、各工程の進捗状況やそれぞれの個別の作業状況をリアルタイムで確認することで、プロジェクト全体の進捗管理ができる非常に便利なツールです。 インターネット接続の有無にかかわらず、これらのツールを活用することができます。

FINALCADを使用することで、情報伝達が容易になり、関係者全員へ周知することに非常に役に立ちます。オフラインで入力した場合でも、インターネット接続がある場所へ移動すれば、修正された内容はプロジェクトに関わる全員のデバイスに自動的に同期されます。各自が何をしなければならないのかを容易に共有・確認することができます。関係者はタブレットを数回タップするだけで割り当てられた作業の一覧にアクセスできます。

また当社システムの場合、入力された情報はアプリケーションに残されるだけではなく、他の事例と合わせて分析され、報告書という形でご提供することもできます。これらの報告書は、それぞれのプロジェクトで得られたデータをグローバル全体の事例と比較して確認しているものなども含まれており重要な傾向を知るのにとても大切な情報となります。定期的に繰り返される問題や、逆に優れたケースを可視化できることで、迅速かつ慎重に是正措置を実行することができます。

 

デジタル化されたプロセス事例

進捗管理

 

完成引き渡し

全ての工程を終えて完成した建物を引き渡す工程は、建物の工事や検査が全て終わった状態で施主様や建て主様にご了承をいただく必要がある、とても重要な局面です。一般的に引渡し前の事前検査において、細かい指摘をされることが多く、指摘された項目は契約に基づいて引き渡しまでにすべて修正される必要があります。このような工程においても、FINALCAD を使用することで、指摘事項や修繕に関する管理をシンプルに実行することができます。協力会社や下請け業者との連絡や納期管理などに有効です。また、どのような指摘を受けてどのように修繕したのかといったデータを蓄積・分析し、後の生産性向上や、ファシリティマネジメントにも役に立てることができます。時間軸も記録されますので、いつ、誰が、どう直したかを後からすぐに確認することができ、引き渡し後にその情報が必要になった際には、すぐに確認することが可能です。 

デジタル化された工程事例

完成引き渡し 

ファシリティマネジメント

FINALCADのアプリケーションは、建造物が引き渡された時点で終了するのではありません。その後のファシリティマネジメントにおいても役立てることができます。たとえば、定期保守の項目チェックや不具合を修正する際に、下請け業者とのやり取りやメンテナンスの管理などに使用できます。施工の際にFINALCADを使用されていた場合は、その時に蓄積されたデータもメンテナンス時の注意事項などとして活用することが可能です。施工段階からの情報をメンテナンス業者と適切に共有することで、将来的に起こりうる潜在的な問題を推測したり、探知したりすることにも活用できます。問題が起こってしまってから原因を究明することと比べて時間を大幅に削減することができるのです。また、過去の情報を整理し可視化することで、類似する問題をどのように解決したかなども簡単に検索し予防保全などにも活用できます。蓄積データを活用し、より良いメンテナンスプランを作成することに役立てることが可能です。

デジタル化された作業例 ファシリティマネジメント 

当社の価値提案 

FINALCADをパートナーとして選択していただくことで、以下の3つの特徴的なサービスをご利用いただけます。

  1. 工事現場の工程や品質を管理するための機能的なアプリケーション
  2. プロジェクトの詳細を把握して、プロセスを改善するための有効データの活用
  3. 専門知識を携えた当社専任チームによるサポート

当社の製品およびサポートは、プロジェクトのデジタル化を成功させる上での重要な鍵となると考えています。このブログの記事では、主に当社のアプリケーションと特徴、そして使用事例をあげていますが、今後の記事では当社の他のサービスにも詳細に触れたいと思います。FINALCADアプリケーションの詳細については、アップルストアより無料アプリケーションをお気軽にダウンロードしてお試しください。

スマホで建設現場におけるQHSEプログラムをスマートに管理

建設プロジェクトにおいて「安全」を確保することは非常に重要なことです。建物や道路工事、エネルギー分野など、どのようなプロジェクトにおいても、それは常に最も重要な懸念事項であるはずです。最新のEurostat データによれば、ヨーロッパ(E28)で起こった致命的な事故の20%以上が建設業界で起こったとあります。つまり建設業界は、致命的な事故の数が最も多い業界ということになります。

[安全衛生, 安全管理, 建設現場の安全]
建築現場でのデジタル化を促進するには

デジタルトランスフォーメーションは、IT の進化とともにこの数十年で全ての業界において注目を集めています。多くの企業が、時代の変化に乗り遅れないために、様々なデジタル技術の活用に取り組んでいます。新しいデジタル技術を企業全体に導入するために、多額の投資を行う企業も少なくありません。

[#建設現場のデジタル化, 建設業 ビッグデータ]
FINALCAD は IFAWPCA コンベンション 2018 に出展します。

FINALCADは11月13日から、マレーシアのクアラルンプールで開催される第44回 IFAWPCA コンベンションへ出展します。

[IFAWPCA, APAC]