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日本の建設業界との新しいつながり

Jul 12, 2018 11:28:00 AM

[APAC, 建築, グローバル化]

当社は建設作業デジタル化の分野でグローバルリーダーになるための一歩として、フランス国内だけではなく海外事業へと拡大することがマイルストーンの一つとなっていました。

最初の海外事業展開の地域として、市場の規模や経済成長などの様々な理由からアジア太平洋地域(APAC)に着目しました。

APACエリアは、都市化の増加、インフラ開発に使用する投資金額の増加、中間所得層に向けた住宅プロジェクトなど経済成長に伴う多くの建設プロジェクトが進んでおり、2018年から2023年においての市場規模予測は世界で最大と言われています。(2018年PR ニュースワイヤーより)

この地域では、一般的に躯体工事段階において鋼鉄ではなくコンクリートが使用されており、ヨーロッパにおける一般的な建設方法とよく似ています。そのため、ヨーロッパでの経験を活かすことができ、2013年に最初のプロジェクトがスタートしました。

 

シンガポールでの第一歩

フランスのスタートアップ企業ということで、私たちのビジネスは主にフランスで始まりました。私たちはこれまでにフランスのお客様と育んできた強い信頼関係をとても大切にしており、それは今後もビジネスを行なっていく中で共に成長していける礎であると信じています。しかしながら、今後のビジネスの成長を考えたとき、フランス国内のお客様だけでは、その市場規模からビジネス拡大には限界があるとの結論に達しました。フランスにおける建設業界に期待できる成長率は2 % 、インフラ整備の分野では4 % にとどまり、これは2030年までの全世界の成長率73%と比べると非常に低い数字と言えます。(Roland Berger レポート2018年) そのため、今後の成長を加速するために国際市場を視野に入れることを決めたのです。

2013年以降、シンガポール、マレーシア、インドネシアの国際プロジェクトにおいて、フランスの大手建設会社に協力を仰ぎ、アジアでのビジネスを拡大するための尽力を行なってまいりました。具体的な結果が出せるようになったのを機に、アジアで最初のオフィスをシンガポールに開設いたしました。シンガポールにした理由としては、当社のほとんどのお客様のアジアでの拠点がシンガポールに集中しているためです。2015年9月に、最初のオフィスを構え、現在では営業、マーケティング、顧客サービスを含め15名ほどで構成されています。

海外でのビジネス展開には、ローカルのビジネス文化を理解し、適応する必要があると考えますが、これらの理由から、まずは現地の文化やお客様の必要としていること、期待していることなどを理解するために時間を費やし、現地でのサポートが最大限に活かされるように、多様性を重視した様々なキャリアを持つ人々を採用しました。さらに、APAC でのビジネス範囲を広げるために、クアラルンプールおよびジャカルタの現場に直接勤務する人々も採用しました。

 

アジアでのさらなる成長

当社のこのような努力は、ありがたいことにこの数年で少しずつではありますが、確実に実を結んできており、今後さらなる結果につなげていきたいと考えています。今年初めには、アジアに2つ目の拠点となるオフィスを東京に開設しました。日本のお客様とは、すでにアジア諸国の様々なプロジェクトにおいて実績がありますが、日本国内市場参入にあたり、この度の東京オフィス開設となりました。

日本市場に着目するきっかけとなったのは、アジア地区において日系企業様と様々なビジネスを行なったことですが、日本市場へ拠点を置くことで、今までよりさらに近い環境でローカルに密着し、長期にわたって良いビジネスパートナーとしての信頼関係を構築したいと考えています。私たちが提供するサービスの一つに、管理方法の改善サポートがありますが、これはお客様と協力して、アプリを実際の現場で効率的に活用していただけるようにするための専門のサポートチームです。どんなに素晴らしいデジタルツールを導入したとしても、実際に現場で作業される方たちに使用されなければ意味がなく、私たちはそういったサポートをお客様の協力の元、実際に現地に赴いて行うことが重要と考えています。

シンガポールオフィス設立は、東南アジア市場へ進出するための効率的な拠点であり、また私達の考えるサポートをローカルにおいて実行に移すことができ、結果として事業の中核を担ったことは明らかですが、日本市場までを視野に入れようとした場合、それは十分ではありませんでした。

 

東京オフィス開設

Tokyo WeWork Office FINALCAD

Tokyo Office Asia Construction

WeWorkオフィス

丸の内北口

〒100-0005

東京都千代田区丸の内1-6-5

丸の内北口ビルディング 8F

 

なぜ日本市場なのか?世界第3位の経済規模を誇る日本は、世界の建設企業トップ30にも名前が挙がる大手5社で日本の建設業界売上高の約80%を占めるという印象的な未開拓市場であるからです。(2017年ENR)。さらには、日本の20社以上の建設会社の年間売上高は10億ドルを超え、国際的にもその存在感を強く表しています。

また、日本といえば、自動車、建物、精密機器など、品質やものづくりの姿勢において世界的に認められていることは言うまでもありませんが、日本の建設会社のいくつかは創業400年以上にもおよび、影響力の大きなリーダー企業で構成されています。日本には多くの自然災害、環境条件などの制約などがあり、さらには狭い国土に多くの人口といった条件に対応しなければならないため、当社がこれら企業から学ぶことはたくさんあると考えています。

私たちの海外でのビジネスが急速に成長するにつれて、FINALCADは事業を拡大し、業務を最適化させ、より良い価値の提供をサポートするために必要なパートナーでした。FINALCAD が私たちのお客様にもたらした価値は十分にあると思います。アプリの技術以外にも、フジタのプロジェクト専任のFINALCADサポートチームを配備してくれたことが、プロセスのデジタル化を実際に活用させるための鍵だったと言えるでしょう。彼らのチームは私たちの運営組織と連携し、地域の多様な言語にも対応することができます。私たちは、FINALCADがグローバルレベルでのビジネスの成長を続け、長期的なサポートを提供することを期待しています。」

—株式会社フジタ、国際事業部長、菅沼広夫氏

 

今後の日本の建築市場の動向

  • 2020年オリンピックに向けたインフラ整備
  • 自然災害などで破壊された建築物の再建
  • 観光客の増加による商業建設市場の拡大
  • 横須賀の旧石油・ガス工場の再建(2023年予定)
  • 高齢化による医療施設・介護施設の需要増

(2017年、Construction Intelligence センター)

日本の高齢化問題は、厳しい労働力不足に直結しており、今後は現場における作業の自動化システムやロボットの導入などで補っていく必要性がますます強くなって行くことでしょう。当然のことながらデジタル化もまた、オートメーションと労働力の最適化に大きく貢献することとなります。

最後に、日本を選んだもう一つの理由として、ビジネス以外においても、文化、芸術、文学、料理など、フランスとは多くの価値観を共有することからとても親近感があり、そう言った意味でも日本は親和的で魅力的な国でした。フランスから進出する一企業として、こう言った感情を抱いてビジネスを進めていけることを喜ばしく感じ、この思いは将来のお客様たちと強い信頼関係を構築するのに役立つと信じています。今回、この美しい国「日本」に進出できることをうれしく思い、今後の展開に高い期待を寄せています。

スマホで建設現場におけるQHSEプログラムをスマートに管理

建設プロジェクトにおいて「安全」を確保することは非常に重要なことです。建物や道路工事、エネルギー分野など、どのようなプロジェクトにおいても、それは常に最も重要な懸念事項であるはずです。最新のEurostat データによれば、ヨーロッパ(E28)で起こった致命的な事故の20%以上が建設業界で起こったとあります。つまり建設業界は、致命的な事故の数が最も多い業界ということになります。

[安全衛生, 建設現場の安全, 安全管理]
建築現場でのデジタル化を促進するには

デジタルトランスフォーメーションは、IT の進化とともにこの数十年で全ての業界において注目を集めています。多くの企業が、時代の変化に乗り遅れないために、様々なデジタル技術の活用に取り組んでいます。新しいデジタル技術を企業全体に導入するために、多額の投資を行う企業も少なくありません。

[#建設現場のデジタル化, 建設業 ビッグデータ]
FINALCAD は IFAWPCA コンベンション 2018 に出展します。

FINALCADは11月13日から、マレーシアのクアラルンプールで開催される第44回 IFAWPCA コンベンションへ出展します。

[APAC, IFAWPCA]